2011年3月15日火曜日

EC2を使ってみて。

まず、EC2はIaaSと呼ばれているクラウド、つまりインフラを提供してもらえることを前提に考える必要がある。
つまりミドルウェアのインストールやサーバ管理ができない場合はその利用は問題外となる。
そういったことができることを前提に聞いてもらいたい。

まず、お値段感。

一般の人はmicroインスタンスで十分だろう。そういう意味では月に数千円のコストが見込まれる。しかし1年間は一定量については無料であるため実質ほとんどかからないだろう。

EC2ではインスタンスを再起動したときにグローバルなIPが自動的に変更される。それを特定のIPに固定したい場合はまずIPを取得(月に600円ほど)し、そのIPをインスタンスにマッピングすることで事実上固定IPを実現することができる。

中規模のサーバ管理者はsmallまたはlargeになるだろう。
largeとなると月に3~4万円の出費を覚悟する必要がある。

それならばmicroやsmallを複数作って負荷分散するというのも一つの手だ。

ただ、microのメモリ量が貧弱すぎてアプリケーションによってはそれも厳しいのが現実だろう。
可能であるならmicroを複数作る作戦をおすすめする。

microインスタンスを立ち上げておくこと自体のコストは月に2000円もいらないくらい。5インスタンスでも1万円いかないかもしれない。

インスタンスを増やすと気になるのがEBS、つまりハードディスクの使用量だろう。
インスタンス一つあたりのボリュームにもよるが、一つあたり8Gなら5インスタンスでも40G程度なので大したコストにもならないと思われる。

ただ、DBサーバをこの貧弱なインスタンスでいいかどうかという問題がある。

そこでRDSのsmallを利用することである程度問題が解消されるかも知れない。
RDSのsmallはEC2のsmallより若干高いがほとんど変わらない。円相場を82円計算で月に8000円~必要となる。

おさらいとして、AWSで運用するならサイト規模や内容にもよるがEC2は月2500円(microインスタンスを1つ、固定IP)、RDSを月8000円~として、計1万円がミニマムと考えるべきか。
RDSを使わずにEC2で自己管理するならさらに安くなる。

アクセスの少ないサイトの場合は一つ目のmicroインスタンスの中にDBを構築することですべてを完結させることもできるだろう。
microインスタンスはほんとにメモリが少ないので内輪でしか使わないサイト以外にはこれをすすめることはできない。

安定したサーバ環境を得るにはそれなりにコストも必要ということだ。

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